ye11owtai1’s blog

明日は休み

Black Friday

二回目の投稿になります。

 

先日家のデスクトップPCでgamessを使用したab initioを行っていたのですが、物理メモリが不足して途中で計算が止まってしまうということがありました。

スペックは

CPU…core i7 10700K

GPU…RTX 3060ti

RAM…Crucial DDR4 3200MHz 16GB ×4

ROM…PCIe Gen3 M.2 SSD 1TB

マザボMSI Z490 Gaming Carbon WIFI

 

原子数200を超える分子に対してB3LYPに分極関数や分散関数をつけ出すととてもじゃないですが、RAM 64GBでは足りないです。夏にはOCしてGROMACSを使用した粗視化MDシミュレーションなんかもやったので、3世代前の8 core CPUじゃ物足りないと感じていました。

参考までに、使用していたソフトは

DFT・MD…GAMESS, Firefly, MOPAC, NWChem(wsl), Gromacs(wsl)

分子モデリング…Avogadro, Molby, MacMolPlt, Open Babel

ジョブ管理…MoCalc2012, Fico, Winmostar

構造式描画…ChemDraw

プレゼン挿絵…Blender

あたりです。

ということで、自宅で計算化学をしたい人向け(需要?)に自ら人柱になって自作から計算までの過程を投稿しようと思います。

 

今の所構成は以下を予定しています。

CPU…13900KF (90k)

GPU…RTX 3060ti

RAM…Patriot viper steel DDR4 3600MHz 32GB×4 (55k)

ROM…PCIe Gen4 M.2 SSD 2TB (28k)

マザボMSI Z790 MAG TOMAHAWK DDR4 WIFI (45k)

延べ初期投資 ca. 220k

初代自作PCを分解するのは何だか寂しいです…(メルカリでCPU売却済み)

 

これ多分OCしたら750W電源じゃ足りなさそうなので電源買い足さないといけないかもです。OSは今までWindowsを使っていたのですが、用途が卍計算化学卍なのでLinuxディストリビューションubuntuあたりにしようと思います(Chem Drawが使えないのは痛いですが)。そうでなくてもパッケージ管理のしやすさや、セキュリティの観点からもLinuxの方が分があるでしょう。何よりOS代が節約できます。

 

パーツが届くのが待ち遠しいです。